西池袋メンズクリニック

レビトラはすでに製造、販売が中止されており、当院にはレビトラの在庫はありません
今後はレビトラのジェネリック医薬品またはバイアグラ、シアリスなど他の薬剤のご利用をお願い申し上げます

レビトラは国内ではバイアグラに次いで2番目に承認されたED (勃起不全) 治療薬です。時々「バイアグラのジェネリックですか？」という質問を受けますが、ジェネリックではありません。バイエル社の開発した新薬で、成分名は「塩酸バルデナフィル」です。つまり、効能、適応症は同じでも、全く違う薬剤ということになります。ちなみにバイアグラの有効成分は「クエン酸シルデナフィル」です。
レビトラは販売量こそバイアグラには及びませんが、(1) 効果の発現がバイアグラに比べると少し早め (2) バイアグラに比べると食事の影響が少ない (全くないわけではありません) (3) 副作用がバイアグラより軽め、などと言った利点があり、特に若年層には人気のある薬剤となっております（副作用が軽い分、勃起の固さはやや落ちますが、統計上はセックスの成功率に差はありません）。
当院ではED治療として、このレビトラの処方を行っております。男性医師が診察室内でお渡ししますので、恥ずかしい思いをすることはありません。安心して受診できます。なお、当院で扱うレビトラは全て純正品で、個人輸入品は一切取り扱っておりません。安心してご利用いただけます。

• 診察は簡単な問診だけです。男性器の診察はありません
• バルデナフィルには併用禁忌薬があるため、現在服用中のお薬のある方は、お薬のお名前を確認させていただきます。必ず薬剤名がわかるようにした上でご来院下さい
• 相談のみでお帰りになる方については、診察料をいただきます
• 下記の料金は診察料を含んだ料金です

レビトラも正しい使い方をした場合はバイアグラと同様に非常に効果的なED治療薬です。しかし、レビトラもバイアグラと同じように間違った飲み方や、間違ったタイミングで服用するとレビトラの効果がほとんど発現しない場合があります。以下、レビトラの使用上の注意点、レビトラの効果的な服用法を列挙しますので、レビトラ内服の際のご参考になさって下さい。

• レビトラは性行為の45分前の内服が最も効果的です。バイアグラは内服60分後に血中濃度がピークに達しますが、レビトラはバイアグラよりも若干早く内服45分後に血中濃度がピークに達します。ですので、レビトラ内服45分後が性交渉にもっとも適した時間であると言えます。ただし、これはあくまでも効果のピークの時間であって、実際にはレビトラの内服後20〜25分ほどでレビトラの効果が発現するとお感じになられる方が多いようです。
  
  
• レビトラの効果の持続時間は一般的にはレビトラ10mg錠で4時間程度、20mg錠で7時間程度と言われています。通常のセックスであればまず問題のない時間かと思います。ここでよく「レビトラを使用した場合、二回戦は大丈夫ですか？」という質問をよくいただくのですが、レビトラの効果が発現している時間内で、性的刺激を受け、性的な興奮が得られれば勃起はします。ただし、実際には精液の量の問題とも関わってきますので、一概には言えません
  
  
• レビトラもバイアグラと同様に空腹時に服用し、空腹のまま行為をするのが最も効果的な使用法です。これはレビトラの薬の成分の腸管への吸収が食事によって阻害されてしまうためです。結果的に効果は減弱しますが、バイアグラほどの大幅な減弱ではありません。いずれにせよバイアグラと同様にレビトラも脂肪分との相性が非常に悪いことはよく覚えておいて下さい。レビトラの効果を最大限に発揮したいのであれば、空腹のタイミングでレビトラを内服し、空腹の状態で性行為をすることになります。
  レビトラを使って食後に性行為を行いたいのであれば、レビトラを空腹の状態で内服し、レビトラ内服後１時間以上経過してから食事をとるようにして下さい。ただしこの方法を用いる場合は食事の時間に注意する必要があります。レビトラ10mg錠の効果の持続はせいぜい4時間程度ですので、フランス料理のフルコースなど、長い時間のかかる食事はさけていただいた方が賢明かと思われます。同じレビトラでも20mg錠の方は作用時間が長くなりますので、バイアグラやレビトラ10mg錠ほど神経質に考える必要はないかと思われます。
  
  
• 飲酒は勃起の固さを減弱させる方向で作用します。レビトラを使用した場合も同様で、「飲酒をせずにレビトラを内服した場合」と「飲酒をしてレビトラを内服した場合」を比べると、明らかに「飲酒をせずにレビトラを内服した場合」の方が勃起の固さは固くなります。原因についてですが、まず第1点は感覚が鈍くなることです。もう一点、これが一番重要な点ですが、勃起というのはそもそも陰茎部の血管が拡張し、そこへ血液が集まってくるために起こる現象です。お酒を飲むと顔が赤くなったり、身体が赤くなったりすることからもわかるように全身の血管が拡張しています。このような状態ですから、当然陰茎部には血液は集まらないのです。繰り返しますが、飲酒はバイアグラやレビトラの効果を落とす場合が多いことはよく覚えておいて下さい。
  しかし、少量の飲酒であれば、アルコールには性欲を高めるような効果もあるため、かえって有効な場合もあります。どの程度の酒量で勃起に悪影響を与えるかにつきましては、個人差が非常に大きく一概に言えません（ビールを一口飲んだだけでダメな方から、一升瓶あけても大丈夫な方まで様々です）。これまでの皆さんの人生経験でご判断していただく他ありません。また、過度の飲酒時にバイアグラやレビトラを服用すると血圧の低下が顕著になる場合があります。よって過度の飲酒後の内服は厳禁です。
  
  
• レビトラの効果がない場合に「レビトラの耐性がついたのではないか」とお考えになる方が時折おられます。もちろん、耐性というのはどんな薬剤でも起こりうるものなのですが、基本的には、レビトラで耐性が生じて効果が減弱する例はきわめて少ないといってよいでしょう。当院の経験ではレビトラの効果がない場合はレビトラを空腹の状態で内服していないか、あるいはレビトラを空腹で内服したがレビトラの内服後すぐに食事をしてしまったという場合がほとんどです。また、前述の通り飲酒も勃起の固さを落とす方向で作用します。「レビトラの効果が減弱してきたのではないか」とお考えになる前に、まずは完全に空腹な状態で、かつ飲酒も全くしない状態でレビトラを内服してみて下さい。それで効果が認められるなら、レビトラ内服のタイミングが悪いことになります。それでもやはり効果が認められない場合は内服量の増量（=レビトラ10mg錠からレビトラ20mg錠への変更）、あるいはレビトラ以外の他剤への変更も考慮する必要がありますし、場合によっては基礎疾患の増悪が関与していることも考えられます。また、当然のことながらバイアグラやレビトラは性的な刺激や性欲の増加がない状況では、十分な効果が得られません。この点にもご注意ください。
  
  
• レビトラは1日1錠までしか内服してはいけません。翌日もレビトラを内服する場合は必ず24時間あけるようにして下さい。肝機能、腎機能の低下が有る方は、さらに間隔をあけなければならない場合もあります。この場合につきましては検査データをお持ち下されば適切なレビトラの使用間隔をアドバイスさせていただきます。
  
  
• レビトラは指示された服用量をよくお守りください。レビトラの服用量を増加させれば用量依存性に効果は増しますが、副作用も増加しますので注意が必要です。またレビトラの20mg錠を2錠まとめて内服した場合は健康被害救済制度の対象外になる可能性が高いので、その点もよくご理解ください。
  
  
• レビトラ使用時に動悸が出現する場合があります。これはレビトラの血管拡張作用によって急激に血圧が下がるために生じるものです。軽いものであればほとんどご心配はいりませんが、ヒドい場合は横になって休んでいるようにして下さい。なお、時々ご質問があるのですが、レビトラの内服によって心筋梗塞や狭心症を引き起こすことはまず有りません。
  
  
• 処方されたレビトラは絶対に他人に譲渡しないで下さい。譲渡した他人に思わぬ疾患が潜んでいる可能性もあります。レビトラを服用すべきでない方にレビトラを服用させてしまい、問題が起きた場合はレビトラを譲渡した側の責任も問われる可能性がありますので、ご注意ください。
  
  
• 以下に該当される方は、レビトラ錠の服用はできません。
  
  • レビトラの成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 硝酸剤あるいは一酸化窒素（NO）供与剤（ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等）を投与中の患者
  • 心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる患者
  • 先天性のQT延長患者（QT延長症候群）、クラスIA（キニジン、プロカインアミド等）又はクラスIII（アミオダロン、ソロタール等）の抗不整脈を投与中の患者
  • 脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヵ月以内にある患者
  • 重度の肝機能障害のある患者
  • 血液透析が必要な腎障害、低血圧（血圧＜90mmHg）又は治療による管理がなされていない高血圧（安静時収縮期血圧＞170mmHgまたは安静時拡張期血圧＞100mmHg）、不安定狭心症のある患者
  • リトナビル、インジナビル、アタザナビル、サキナビル、サキナビルメシル酸塩、ホスアンプレナビル、ロピナビル・リトナビル、ダルナビル、テラプレビルを投与中の患者
  • ケトコナゾール、イトラコナゾールを投与中の患者
  • 網膜色素変性症患者

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